1年前の夏、俺は現役モデルを即った。
その後、彼女とは半年ほど交際した。
世の多くの男性は日常で「モデル」という肩書きの女性と接点を持たない。
俺も平凡な会社員なのでモデルの女性とは無縁の世界の住人だ。
この記事は、そんな凡人の俺がどの様にモデルの女性と接点を持ち交際に至ったのか、その一連の出来事(以下①−④)を記載した。
①出会い
②即
③彼女化
④別れ
約6,000字弱とそこそこボリュームは有るが、多くのナンパ師にとって参考となるものと自負している。
⒈彼女との出会い
プロローグ
男性にとって「モデル」というワードが放つインパクトは大きい。
しかし、一概にモデルと言っても「菜◯緒」や「佐々◯希」などのトップ層から、
アマチュアの可愛い子が、ちょっとしたプライドを満たす為にやっている「読者モデル」まで幅広く存在する。
だからどの層に属すかによりその希少性は異なる。
で、俺が即った子だが、彼女は専業モデルで「東京ガールズ◯レクション」に出演したり、ファッション誌を主戦場に活躍していた。
大多数が認知している「佐々◯希」クラスではないが、検索すれば名前も出てくる子で、希少性という意味では高い子だった。
出会い
彼女との出会いはギャラ飲みだ。
当時の俺は週1ペースでギャラ飲みをしていた。理由は「スト高へのアクセス」という面での時間効率がめちゃくちゃ良いからだ。
知らない方向けにギャラ飲みを説明すると、男性の指定場所(飲食店、バー、カラオケ等)にキャスト(モデルやラウンジ嬢、キャバ嬢などのいわゆる「スト高」)を呼び出し時間単位で一緒に過ごせるサービスだ。
昔は富裕層などのインナーサークルで行われていたが、今は「P◯TO」の出現により一般人にもその門徒が開かれる様になった。
ただし、コストは1時間あたり平均1万円前後(場代除く)と安くはない。
平凡な会社員の俺にとって、時間あたり1万円の費用は痛いが、それでもギャラ飲みは利用するメリットが大きかった。
何故なら、街でスト高狙いで声かけをする事を想像して欲しいのだが、芸能人クラスの女性(スト値7や8)を狙う場合、1日中足を棒にして街を歩き続けてもそもそも出会える確率自体が低い上に、出会えたとしても連れ出せる確率はもっと低い。
だから、スト高を倒そうと思った場合、真っ当にストで挑むとその時間的ロスは計り知れない。
一方、ギャラ飲みを利用すれば、確実に出会えるので、スト→連れ出しまでの時間をカット出来る。
俺は人生をストだけに費やしている訳じゃないのでこの時短効果はデカイ。
だから俺はギャラ飲みを使い手っ取り早くスト高へアクセスし、スト以外の人生も充実させる為に金で時間を買うことにした。
そしてギャラ飲みをする事で浮いた時間は全て仕事に振り向け収入を増やす努力をした。
その増えた収入でギャラ飲みにかかる経済的コストを賄えば良いと思ったからだ。
そして、その選択は正解だった。
最初は財布事情が苦しかったが、スト高を倒す為に定期的なギャラ飲みを日常に取り入れた事で、仕事へのモチベーションが上がったし、実際に収入も増えた。
更にナンパを含む女活動は場数が物を言うが、スト高との接触回数が増えた事で、女活動もうまく回る好循環に入り、QOLは確実に向上した。
前置きが長くなったが、本題に戻る。
彼女とは1年前の夏に友人と開催したギャラ飲みで出会った。
その日は男4人で西麻布で飲んでおり、その流れでP◯TOを使いキャストを招集した。時間は深夜2時。
キャストの招集コールをかけると、男性と同人数の4人の女性が次々と集まった。
そして、俺の隣に座った女性が後に彼女となる「サキ」だった。
⒉即までの流れ
印象
俺が初めてサキを見た時の印象は「エグい体してんな」だった。
身長が170cmを超える8頭身美女で、過去に目にし女性の中で最もスタイルが良い。
服装はニットのワンピースだが、短めのスカートから伸びる美脚が妙にエロい。そんなサキを見て素直に抱きたいと思った。
そして、サキが俺の横に座り、簡単な会話が始まった。
🙍「サキです、よろしくお願いします」
👨「おつかれ」
🙍「今日は何時から飲んでたんですか」
👨「18時からやで」
🙍「タフ。笑」
「ギャラ飲みは頻繁にやるんですか?」
👨「週に1回くらいかな」
🙍「良いですね!お仕事が経営者とか?」
👨「いや、◯◯系の普通の会社員やで」
冒頭、サキから振られた会話は、上記の様に表面的なものばかりで盛り上がりに欠けた。
それはサキが悪いのではなく、初対面の相手だとやむを得ない事だ。
マッチングアプリだってそうだろう。マッチしてから実際に会うまで、相手の事がわからないので定型句のやり取りしかしない。
俺は「この子はギャラ飲みに参加する度に、テンプレートの様な会話を毎回して飽きてるだろうな」と思った。
そして「サキを抱く為には、サキに俺が特別な男だと認知させる必要があるが、他の男性と同じ様なテンプレ会話を続けてもサキに俺の印象は残せない」と悟った。
戦略
そこで俺がサキを倒す為に考えついた戦略が「サキの予定調和を崩す」だ。
具体的には、他の男性が絶対にしない唯一無二の会話をし、テンプレ会話を封印する事で、俺が変わり種である印象を植え付け関心を引くというものだ。
そこで、俺の横で何十回も他の男性としたであろうテンプレ会話をしているサキの話をぶった切り、
「てか、お前なんか牛丼食いたそうな顔してんな笑」とぶっこんでみた。
すると、サキは「え!!」という顔をしている。
当然だろう。深夜の2時にモデルに対し「牛丼食いたそうな顔してんな」なんて言う男はいない。笑
サキは予想外の質問を受けた事で少し戸惑いながら「確かにお腹は少し空いてるけどwww」と答える。
そして俺は畳み掛ける様に「てか、さっきから話聞いてて思ったんだけど、お前絶対Mだろ」と伝えてみると、
「え、なんでわかるの?ww」とサキから回答が帰ってくる。
【※これはコールドリーディングといい、俺が得意とするテクニックだが、この記事では説明を割愛する】
「お前の顔にはMのオーラが滲み出てる」と回答すると、サキは「え、どの辺りか知りたいんだけど!!w」と食いついてくる。
「うーん、お前には前世から生粋のMでしたって人相に出てるんだよね」と伝えると、
サキは「何それ、ひどいよ笑」「なんで私初めてあった人にこんな事言われてるんだろう、でもMってのは正解だから笑っちゃう」と、サキが本心で楽しみながら返答しているのが伝わってきた。
その後もサキに本音で返答をさせ続けていると、目つきや態度から徐々に俺に対し興味を持ち出している事が伝わってきた。
ギャラ飲み開始から30分が経過した頃だった。
そんなサキを見て、今が連れ出しのチャンスだと判断した俺はサキの耳元に顔を寄せ、
「二人きりで話したいから、こっそりこの場を抜け出して飲みに行こう」と伝えた。
するとサキはやや戸惑いながらも「面白そうだしいいよ」とギャラ飲みのタイマーを切り着いてきた。
そして、店を出てタクシーを拾い乗り込んだ。行き先はホテル街がある渋谷だ。笑
タクシーの中でサキは「今までギャラ飲み何度もしたけど、ほとんどの男性は当たり障りのない質問で終始するか、自分の事ばっかり話す人のどちらかで、ミントさんみたいに楽しい会話できる人って少ないからもう少し一緒に居たいと思った」と言っており、俺の取った戦略が刺さっていた事が分かる。
そしてサキの話を適当に聞いていると渋谷に着いた。
タクシーを止め、ホテル街の入り口にあるセブンで飲み物を買う。
サキからは「どこ行くの?」と聞かれるも「わかるやろ」と手をつなぎホテル街へ入っていく。
サキからは「え、本気で言ってんの?w」と言われるも「ふざけてる様に見える?」と、毅然とした態度で進んでいくとそれ以上のグダはなく、そのままホテルに入り男女の関係になった。
⒊彼女化の経緯
ホテルでは一通り楽しんだ後、横並びで酒を飲みながらサキについての話を聞いていた。
実はサキがモデルである事は、ギャラ飲み中は知らず、即った後のこのタイミングで知った。
モデルなのに何故ギャラ飲みをしているのかを聞くと、飲みの場が好きなので、飲みたくなったタイミングでサクッとギャラ飲みを利用しているとの事だった。
過去の恋愛の遍歴についても聞くと「元彼は経営者で金銭面では良くしてもらったし、嫌なわけじゃないんだけど、あまり愛情を感じられず別れた」と言っていた。
その話を聞き、俺が「ブランド品で身を固める様に、モデルって肩書きの彼女を横に置いておきたかったのかもしれないな」と伝えると、
サキからは「まさにそれ。私が好きってよりも肩書きで見られてる感じがして、深く心開けなかった」と言っていた。
こんな話をしていると、サキは俺に対し「ミントさんって、女性の気持ち分かってるしモテそうだよね」とか「ギャラ飲みで何人持ち帰ったの?」など食いつき気味の質問をしてきた。
そして「明日の夜、ミントさんの家に泊まりに行ってもいい?」と聞かれたのでOKをした。
結局翌日サキは俺の家に泊まりにきたが、その際に「付き合いたいな」と言われた。
俺にとってもサキは魅力的な女性だし、一緒に過ごす時間は楽しかったので交際する事にした。
⒋別れた理由
楽しい時間
サキとの交際は楽しかった。
理由は平凡な会社員の俺にとってサキから聞く「モデル業界の話」は非日常だったからだ。
例えば、サキが仲の良い友達の話をしてくれるのだが、その友達が俺も知っている芸能人だったりするのだ。
それに、俺はナンパとは別アカウントでフォローしている投資系のツイッタラーがいるのだが、その人の話しをしていたら、サキはその中の人と知り合いで紹介してくれた事もあった。
また、サキから「互いに仲の良い仲間同士でバーベキューしようよ」と言われて開催した所、レースクイーンを連れてきた事があり、俺がそのバーベキューに招待した男友達にびっくりされた事も有った。
その他にも、家の近くを散歩しながら、モデルのウォーキングの指導をしてもらったりもした。笑
平凡な会社員の俺にとって、これらの経験はとっても楽しかった。
だけど、俺はこの時サキという彼女を抱えながらもナンパやギャラ飲みは続けていた。
理由はシンプルで、彼女を作った事で女活動のスキルを停滞させたくなかったからだ。
俺はサキと交際しながらも、もっと多くのスト高を倒したいと思っていた。
別れ
そんな感じでサキと付き合っていたある日、サキから「ミントさんがギャラ飲みしてたら、私の友達から情報入ってすぐ分かるから、絶対しないでね」と釘を刺される。
しかし、そんなはずはないだろう、とタカをくくってギャラ飲みを続けていると、サキから話があると呼び出される。
まさかとは思ったが俺がギャラ飲みを続けている事がサキにバレていたのだ。
何故バレたかというと、サキのモデルや芸能仲間もギャラ飲みにキャスト登録しており、彼女達により俺がギャラのみしている事がサキに共有されていたのだ。笑
そしてサキから「私以外の女遊びを辞めてちゃんと付き合うか、遊びたいなら別れるかハッキリして」と詰められる。
たぶん、普通の男性は、他の女遊びを辞めてサキと付き合う選択をすると思うが、俺はサキと別れる決断をした。
別れる決断をした理由は、サキの事は好きだったが、人間的にも社会的にも恋愛スキル面も成長してもっとスト高を倒し続けたいというモチベーションが勝ったからだ。
だから俺はサキだけにコミットしない選択をした。
それと、もう1つ別れたを決断した理由がある。
それは、サキを通じて俺は楽をしてしまったからだ。
例えば、サキと付き合っていれば、俺が会いたいと思う有名ツイッタラー等の著名人に「サキの彼氏」として紹介してもらう事ができた。
だから、ずっとサキと交際していれば、俺は自分の知らない世界をもっともっと知る事が出来たし、
もしかしたらそのネットワークから鮮度の高い情報にアクセスして今とは少し日常が変わっていた可能性もある。
だけど、それは俺の実力じゃなくて、虎の威を借る狐状態で、サキの威を借るミントでしかない。
自分は女遊びを続けながら、サキの力を借りて自分の可能性を広げようとする行為がダサいと思ったし、女の力を借りずに自分の力でのし上がりたいと思った。
そんな理由から俺はサキと別れ、今でもナンパやギャラ飲みを続けながら、私生活ではもっと高みに登れるよう努力を続けている。
⒌読者プレゼント
少し長い記事でしたが読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでいただいた方に、今回私からささやかなプレゼントがあります。
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試してみて損はないと思うので、興味のある人は試してみて欲しい。
それではまた